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ドクターが教える!病気あれこれ

小児外科

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概要

 小児外科は生まれて数時間の赤ちゃんから15歳(中学生)までのこどもの外科的な病気を治療する分野です。当院では毎週水曜日、第2・4週の金曜日に小児外科の専門外来を儲け、さらに基本的には毎週水曜日に手術を行っております。

対象疾患

 新生児期から乳幼児期、学童期それぞれにおいて治療対象になる疾患が異なることが大きな特徴です。それぞれの疾患の詳細については日本小児外科学会のホームページを参照してください。

もっとも多い病気、鼠径ヘルニアについて

 赤ちゃんがまだお母さんのおなかの中にいるとき、男の子であれば精巣はまだ赤ちゃんのおなかの中にあります。生まれる頃に精巣は本来の位置である陰嚢におさまりますが、この精巣が下降するとき鼠径管という通り道を通って腹膜を一緒に引っ張って降りてきます。
 女の子の場合は子宮をささえる円靭帯という組織が同様に腹膜を引っ張ってきて恥骨(ちこつ)にくっつきます。そしてこの腹膜が袋状に残ったものがヘルニア嚢(のう)と呼ばれる袋です。多くのこどもでは袋は小さく、自然に癒着して閉じますが、大きく残ったままになると、ここに腸が入り込みヘルニアになり、足の付け根(鼠径部)が膨れるという、症状が出現します。【図1】
 女の子の場合はときに卵巣がこの袋の中に引っぱり込まれてヘルニア内容になることがあります。

ヘルニア

鼠径ヘルニアの治療方法

 ヘルニアの出口(ヘルニア門)は通常は自然には閉じません。また、腸が脱出したまま戻らない(嵌頓)でいると腸管の壊死起こすことがあり、治すには手術が必要になります。
 手術方法としては下腹部を1cmほど切開して行う方法と、腹腔鏡で行う方法がありますが、近年では腹腔鏡が主流となりつつあります。どちらもヘルニア門を糸でしばって治すという点では同じであり、再発率は0.3%程度です。詳しくは外来でご相談ください。また、どちらも全身麻酔で行います。
 入院期間は2泊3日です。