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診療科・部門

リウマチ科


  • 一部曜日では予約が必須となります

概要・特色

  1. リウマチ科は、自己免疫疾患のうち膠原病に属する疾患を中心に診療をしています。
    外来を担当している佐々木医師は、日本リウマチ学会の専門医であり、専門性の高い診療をしています。

  2. 当科では、ご紹介いただく患者さまの人数に比して外来を診る医師の数が少ないため、症状が安定した方は、近くの病院や診療所にご紹介させていただいています。
    そのことでより専門性の高い治療が必要な新規の患者さまを受け入れられるようにしています。ご了承ください。

  3. 入院患者さまの治療方針に関しては、カンファレンスを行い、治療方針を決定しています。

主な対象疾患・治療法

関節リウマチ(RA)

【主な症状・特徴】
(必須)1関節以上の腫脹した関節、朝のこわばり、多数の関節の痛みなど
検査内容
  • 採血、検尿
  • レントゲン検査
  • MRI検査
※がんが無いか精査をすることもあります
治療方法
  • 合成抗リウマチ薬(免疫抑制剤と免疫調整剤)
  • ステロイド
  • 生物学的製剤
  • JAK阻害剤

悪性関節リウマチ(MRA)

【主な症状・特徴】
関節リウマチと診断されてから10年以上経過した人に多い
発熱、間質性肺炎などの臓器障害
検査内容
  • 採血、検尿
  • レントゲン検査
  • CT・MRI検査
※がんが無いか精査をすることもあります
治療方法
  • 合成抗リウマチ薬(免疫抑制剤と免疫調整剤)
  • ステロイド(大量療法)
  • 生物学的製剤
  • JAK阻害剤
  • 免疫抑制剤パルス療法
※当初は入院加療

リウマチ性多発筋痛症

【主な症状・特徴】
60歳以上の方
突然全身の筋痛・特に首の後ろが痛い・関節痛も伴う事が多い
検査内容
  • 採血、検尿
  • レントゲン検査
  • CT・MRI検査
※がんが無いか精査をすることもあります
治療方法
  • ステロイド
  • 合成抗リウマチ薬

全身性エリテマトーデス(SLE)

【主な症状・特徴】
若い女性に多い
顔面の蝶型紅斑、原因不明の発熱、多発関節痛、日光過敏、脱毛 など
検査内容
  • 採血、検尿
  • レントゲン検査
  • CT・MRI検査
  • 心エコー検査
  • 血液培養など
治療方法
  • ステロイド(少量/大量)
  • 免疫抑制剤(内服/点滴)
※当初は入院加療

強皮症(SSc)

【主な症状・特徴】
寒いと指の一部の色が白、赤、紫などに変化(レイノー症状)、指や手の甲の皮膚が硬い、咳、息切れ
検査内容
  • 採血、検尿
  • レントゲン検査
  • CT検査
  • 心エコー検査
  • 皮膚生検など
治療方法
  • 免疫抑制剤
  • 血管拡張薬
  • 少量のステロイドやACE阻害薬を処方することもある

その他の膠原病

【主な症状・特徴】
原因不明の1週間以上続く発熱、多発関節痛が出ることが多い
検査内容
  • 採血、検尿
  • レントゲン検査
  • CT・MRI検査
  • 心エコー検査
  • 血液培養など
治療方法
  • ステロイド(少量/大量)
  • 免疫抑制剤(内服/点滴)
※当初は入院加療

学会施設認定

下記の学会研修施設に認定されています。
  1. 日本リウマチ学会専門医制度研修指定病院
※当院が施設認定を受けている学会の一覧は、下記ページをご覧ください。