形成外科

概要・特色

形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、あらゆる手法や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にも、より正常に、より美しくすることによって、生活の質“Quality of Life”の向上に貢献する、外科系の専門領域です。

現在は常勤医師1名、非常勤医師週3日の勤務体制となっており、基本的には常勤医師1名で可能な範囲の治療を行っています。
したがって、専門性の高い治療が必要な症例や常勤医師1名では対応困難な症例は、他院へ紹介させていただく場合があります。

【症状】
切創（切りきず）、刺創（刺しきず）、裂創（裂けたきず）、咬創（咬みきず）、擦過創（すりきず）、剥皮創（巻き込まれたきず）

治療方法	縫合洗浄ブラッシング（異物の除去）抗生物質や抗菌薬の投与（感染予防）など

【症状】
高温の液体や固体が一定時間以上接することによる皮膚の傷害

治療方法	深達度により治療法を選択保存的治療（外用薬治療）手術

【症状】
前頭骨骨折、鼻骨骨折、頬骨骨折、頬骨弓骨折、上顎骨骨折、眼窩底骨折など

治療方法	手術 ※外科系関連各科（整形外科、脳神経外科、歯科口腔外科、眼科、耳鼻科など）と連携をとり、総合的な治療も可能です。

【症状】
体の表面の形や色に関する生まれつきの異常

治療方法	手術

【症状】
アザや盛り上がりのある固まり（腫瘍）

治療方法	手術

【症状】
主に体の表面の悪性の腫瘍や手術後の傷跡や変形

治療方法	手術

【症状】
外傷や手術、やけどなどの傷跡

治療方法	経過観察手術 ※ケロイドの場合は保存的治療（薬物治療）等を行うこともあります。

【症状】
皮膚組織が自分の体の重さで圧迫されることで局所の血流が遮断され、部分的に組織が壊死し、生じた

治療方法	保存的治療（外用薬等）手術

その他、眼瞼下垂症、睫毛内反症、外傷性耳垂裂、耳前部瘻孔、副耳、副乳、陥没乳頭、臍突出症、臍ヘルニア、毛巣洞、濃皮症、陥入爪、腋臭症、デュプイトラン拘縮、狭窄性腱鞘炎などにも対応しております。

毎日多くの患者さまと接している医師が、病気や症状、当院で行っている治療方法について紹介します。

※当院が施設認定を受けている学会の一覧は、下記ページをご覧ください。