肝臓がん
概要
日本における2012年の統計データでは、原発性肝がんの罹患率は男性が第5位で女性が第8位です。この多くは肝細胞がんで、その割合は原発性肝がんの約95%を占めています。肝細胞がんはC型肝炎、B型肝炎、アルコール性肝炎もしくはこれらの肝炎から肝硬変に至る状態など、慢性肝障害を有する肝臓から発生することが多い病気です。
症状
検査方法
治療方法
1.肝切除
2.アブレーション
3.肝動脈塞栓療法(TAE)
4.全身化学療法
5.肝移植
参考
治療アルゴリズム
出典:日本癌治療学会「肝がん診療ガイドライン」より
追記
- 脈管侵襲を有する肝障害度Aの症例では肝切除・化学療法・塞栓療法が選択される場合がある。
- 肝外転移を有するChild-Pugh分類 Aの症例では化学療法が推奨される。
注意事項
※2:腫瘍径3cm以内では選択可
※3:経口投与や肝動注などがある
※4:腫瘍が1個では5cm以内
※5:患者年齢は65歳以下