胃がん
概要
症状
検査方法
- 胃内視鏡検査
- 胃レントゲン検査
- 腹部CT検査
- 腹部超音波検査 など
治療方法
内視鏡的胃粘膜下層剥離術(ESD)
1. マーキング
2. 局注
3. 切開
4. 粘膜下層の剥離(はくり)
5. 切除完了
6. 止血
7. 病理検査
腹腔鏡下胃切除術
開腹胃切除術
胃がんの進行度
N0 リンパ節移転がない |
N1 胃に転移したリンパ節に転移がある |
N2 胃を養う血管に沿ったリンパ節に転移がある |
N3 さらに遠くのリンパ節に転移がある |
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T1,M 胃の粘膜に限局している |
ⅠA 分化型で2cm以下(潰瘍なし)なら内視鏡で粘膜切除、それ以外は縮小した胃切除術(リンパ節郭清一部省略、神経、胃の出口、大網などを残す) |
ⅠB 2cm以下なら、縮小した胃切除術(リンパ節郭清一部省略、神経、胃の出口、大網などを残す)それ以外は普通の胃切除術 |
Ⅱ 普通の胃切除術 |
Ⅳ 拡大手術 緩和手術 (姑息手術:がんによる症状を改善する手術) 化学療法 放射線療法 緩和医療 |
T1,SM 胃の粘膜下層に達している |
ⅠA 縮小した胃切除術(リンパ節郭清一部省略、神経、胃の出口、大網などを残す) |
ⅠB 2cm以下なら、縮小した胃切除術(リンパ節郭清一部省略、神経、胃の出口、大網などを残す)それ以外は普通の胃切除術 |
Ⅱ 普通の胃切除術 |
Ⅳ |
T2 胃の表面にがんが出ていない、筋層あるいは漿膜下層まで |
ⅠB 普通の胃切除術 |
Ⅱ 普通の胃切除術 |
ⅢA 普通の胃切除術 |
Ⅳ |
T3 漿膜を超えて胃の表面に出ている |
Ⅱ 普通の胃切除術 |
ⅢA 普通の胃切除術 |
ⅢB 普通の胃切除術 |
Ⅳ |
T4 胃の表面に出た上に、他の臓器にもがんが続いている |
ⅢA 拡大手術(胃以外の臓器も切除) |
ⅢB 拡大手術(胃以外の臓器も切除) |
Ⅳ | Ⅳ |
肝、肺、腹膜など遠くに転移している | Ⅳ | Ⅳ | Ⅳ | Ⅳ |
残胃炎およびダンピング症状を軽減する幽門再建術(IRB承認)
幽門保存胃切除術(PPG:pylorus preserving gastrectomy)
出典:「胃がん治療ガイドラインの解説」より
術前化学療法、放射線療法
放射線化学療法の有効例
左:胃噴門部小弯側に2/3周性のType2病変
右:腫瘍は平坦化し、びらんを認めるのみ