下肢の骨折
概要
これらの骨折は交通事故、スポーツ中の事故、仕事中の事故などの強い外力で骨折が発生することが多いです。しかし、転倒しただけで生じることもあります。下腿の怪我は骨折だけではなく、下腿に多い怪我としてはアキレス腱断裂などもあります。また糖尿病、動脈硬化などで起こる足壊疽といった下腿の病気があります。
症状
- 骨折
- 捻挫
- 脱臼
- 痛み
- 腫脹
- 変形 など
検査方法
治療方法
- 保存療法にはギプス固定、副子(シーネ)固定、牽引(ベッド上で長期間引っ張って治す方法)などがあります。
- 転位が大きい場合は手術療法が好んで行われています。手術としては、髄内釘、プレート、スクリュー、鋼線といった物で固定することが多いです。
- アキレス腱断裂の場合は、活動度が高く、現場復帰などの早期に望む場合は腱を縫う手術を行います。手術以外にも保存療法もあり、副子固定、装具などがあります。
- 足壊疽の場合、二次的な感染を引き起こさないように、切断術を行います。