【当院のがん治療④】内視鏡手術支援ロボット ダヴィンチ(Da vinci X)を導入
町田市民病院に最新の医療機器を導入しました
そこで当院のがん治療シリーズの第4弾は、ダヴィンチについてご紹介いたします。
ダヴィンチとは
ロボット支援手術のメリット
低侵襲
高精度かつ高い安全性
さらに、手先の震えが鉗子に伝わることを防ぐ「手振れ補正機能」がついているため、高い集中力が必要とされる細かな作業でも正確に、より安全に手術が行えます。
3Dビジョン
3D立体画像イメージ
ダヴィンチの構成・手術の流れ
ダヴィンチは、以下の3つの機器によって構成されています。
モニター、電気メス、気腹装置などロボット手術で必要な機器
4本のアームで構成され、カメラ、専用の鉗子、縫合用の機器など装着するシステム
執刀医がカメラや鉗子を操作するシステム
当院で対象となる疾患
領域 | 疾患名 | 術式 |
---|---|---|
泌尿器科領域 | 前立腺がん | 前立腺悪性腫瘍手術 |
消化器外科領域 (下部消化管) |
直腸がん | 直腸切除・切断術 (切除術、低位前方切除術、切断術) |
当院でのロボット支援手術をご希望される方へ
町田市内の連携医療機関の皆さまに向けて、ダヴィンチ見学会を開催しました
当日は会場にダヴィンチを配置し、実際にダヴィンチを操作していただいたり、当院の医師と活発に意見交換をしていただきました。
今後も引き続き、地域の医療機関との連携を密にして、質の高い医療を提供できるように職員一同、努力してまいります。