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当院について

内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチ」


内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチ」の機器の写真

内視鏡手術支援ロボット Da vinci X とは

ダヴィンチは、腹腔鏡や胸腔鏡などの鏡視下手術をサポートする医療機器で、ダヴィンチを使用して行う手術を「ロボット支援手術」といいます。ロボットといってもダヴィンチ自体が自動で手術を行うわけではなく、トレーニングを積んだ医師が遠隔で操作して手術を行います。

ロボット支援手術のメリット

低侵襲

従来の開腹手術に比べて、数か所の小さな切開部から手術が可能なため、出血が抑えられ、患者さまの体への負担が軽減されます。

開腹手術とダヴィンチ手術の切開部分の違いのイラスト。ダヴィンチ手術は切開部が小さい。

高精度かつ高い安全性

アームに取り付ける手術器具(鉗子)は可動域が非常に広く、 540度もあります。人間の手首と比べると圧倒的に広く、 これまでの手術では行うことの難しかった複雑な作業も可能となります。 さらに、手先の震えが鉗子に伝わることを防ぐ「手振れ補正機能」が ついているため、高い集中力が必要とされる細かな作業でも正確に、 より安全に手術が行えます。

手首の可動域のイメージ画像

3Dビジョン

従来の鏡視下手術では、医師は二次元画像を元に手術を行っていましたが、ダヴィンチによるロボット支援手術では3D立体画像を見ながら手術が可能です。また、ズーム機能も搭載されており、医師は手術箇所を正確な距離で明瞭に視認することができます。

3D立体画像イメージ

当院で対象となる疾患

領域 疾患名 術式
泌尿器科領域 前立腺がん 前立腺悪性腫瘍手術
消化器外科領域
(下部消化管)
直腸がん 直腸切除・切断術
(切除術、低位前方切除術、切断術)
呼吸器外科領域 肺がん 肺悪性腫瘍手術
泌尿器科領域 腎臓がん 腎部分切除術
※いずれも保険診療での手術が可能です。

ダヴィンチの構成

ダヴィンチは以下の3つの機器によって構成されています。手術は、患者さまのお腹に開けた小さな穴から、②ペイシェントカートのアームに取り付けたカメラと手術器具を体内に入れて行います。執刀医は、③サージョンコンソールに座ってアームを操作し遠隔で手術を行います。手術の様子は①ビジョンカートのモニターに映し出されます。

ダヴィンチの3つの機器の写真。左から①ビジョンカート、②ペイシェントカート、③サージョンコンソール。

当院でのロボット支援手術をご希望される方へ

まずはかかりつけ医にご相談いただき、紹介状をお持ちの上、ご受診ください。