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救急・外来・検査

内視鏡検査


食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・胆道・膵臓に関する内視鏡検査と治療を全般的に行っています。

内視鏡検査の特徴

当院で行う内視鏡検査の6つの特徴

  1. 外来での検査でも、大腸ポリープをできるだけ切除します。
  2. 上部消化管(食道・胃)と大腸の内視鏡検査が同日にできます。
  3. 苦痛が少なく、かつ安全な検査を目指しています。
  4. 抗血栓薬の中止は最小限にしています。
  5. 上部消化管内視鏡検査(食道・胃内視鏡)は、かかりつけの先生から直接ご予約いただけます。
  6. 緊急性がある場合は、時間外や休日でも対応しています。

動画で見る


当院で行っている検査・治療

臓器別対応検査の図

上部消化管内視鏡
(食道・胃・十二指腸)

対象の症状・病気・治療歴

吐血/腹痛/体重減少/貧血/ピロリ菌がいる・ピロリ菌除菌後/下血(タール便)/吐き気・嘔吐/食欲不振/胃もたれ・胸やけ/肝硬変/健診・検診で異常を指摘された方

対象部位(食道・十二指腸・胃)の図

診断・治療方法

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 粘膜内にとどまる食道がんや胃がんを内視鏡的に切除します。
内視鏡的粘膜切除術(EMR) 小さながんや腺腫、ポリープを切除します。
消化管止血術 食道・胃・十二指腸の潰瘍や血管拡張などからの出血を止めます。
超音波内視鏡下穿刺・吸引 SMTの診断目的に病変に針をさして細胞を採取します。
静脈瘤結紮術(EVL)・硬化術(EIS) 食道静脈瘤や胃静脈瘤の破裂に対する止血や破裂予防を行います。
異物除去術 誤って飲み込んだ薬の包装シート、入れ歯、アニサキスなどを取り除きます。
消化管ステント留置術 がんでせまくなった食道、胃、十二指腸にステント(さびない金属を編み込んで作成された筒状のもの)を留置して、食べ物や液体が通るようにします。
消化管拡張術 炎症や治療後の瘢痕で狭くなった食道、胃をバルーン(風船)で拡張します。

大腸内視鏡

対象の症状・病気・治療歴

腹痛/腹部膨満/便秘・下痢/貧血/大腸ポリープの治療歴がある方/血縁に若いうちに大腸がんになった方がおられる方/血便/体重減少/健診・検診で異常を指摘された方

対象部位(大腸・回腸末端)の図

診断・治療方法

内視鏡的ポリープ切除術 ポリープを切除します。
内視鏡的粘膜切除術(EMR) 小さながんや腺腫を切除します。
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) 粘膜内にとどまる大腸がんや腺腫を内視鏡的に切除します。
消化管止血術 大腸憩室や血管拡張などからの出血を止めます。
結腸捻転解除術 S状結腸捻転を内視鏡的に整復します。
消化管ステント留置術 がんで狭くなった大腸にステント(さびない金属を編み込んで作成された筒状のもの)を留置して、便や液体が通るようにします。
経肛門的イレウス管留置術 肛門から炎症や癌で狭くなった大腸に1cm程度の太さの柔らかい合成樹脂製のチューブを留置して、口側の空気や液体を抜き、閉塞の症状を緩和します。
消化管拡張術 炎症や治療後の瘢痕で狭くなった大腸をバルーン(風船)で拡張します。

小腸内視鏡

対象の症状・病気・治療歴

下血(タール便)/血便/便秘・下痢/貧血/腹痛/繰り返す腸閉塞

対象部位(十二指腸・小腸)の図

診断・治療方法

消化管止血術 小腸の潰瘍や血管拡張などからの出血を止めます。
消化管拡張術 炎症で狭くなった小腸をバルーン(風船)で拡張します。

胆膵内視鏡

対象の症状・病気・治療歴

黄疸/吐き気・嘔吐/腹痛/体重減少/発熱/自覚症状はないが、検査値に異常がある方

対象部位(胆道・膵臓・十二指腸)の図

診断・治療方法

内視鏡的逆行性膵胆管造影法(ERCP) 十二指腸乳頭(胆管や膵管の開口部)より造影剤を注入し、造影された胆管や膵管の形から病気を診断したり、結石の有無を検査します。
乳頭切開術(EST) 胆管や膵管に処置具を挿入するため、乳頭を電気メスで切開して拡げます。
乳頭バルーン拡張術 乳頭を拡げるときにバルーン(風船)を使用します。
胆道結石砕石・除去 胆管内の結石を乳頭から取り出します。大きいものは金属製のバスケットカテーテルで砕いて(砕石)から除去します。
胆道鏡下結石破砕術 胆道鏡で直接観察しながら、大きな総胆管結石を電気水圧衝撃波で破砕します(EHL)。
胆道ドレナージ術 腫瘍や結石などで狭くなった胆管に細い合成樹脂でできた管を置き、胆汁が円滑に流れるようにします。病状に応じて、胆管内もしくは胆嚢内に留置します。
胆道ステント留置術 腫瘍や結石などで狭くなった胆管に短い管(ステント)を留置して、胆汁が流れるようにします。合成樹脂のステントは1か月から2か月で詰まる可能性があり、交換が必要です。悪性腫瘍に対して長期間の留置をしたいときは金属のステントを使用します。
膵管ステント留置術 腫瘍や結石、炎症などで狭くなった膵管に合成樹脂のステントを留置して、膵液の流れをよくします。
経鼻膵管ドレージ術(ENPD) 小膵がんの診断目的に、十分な量の膵液を連続的に採取するため、膵管内に細い合成樹脂の管を留置します。
膵石除去術 膵管内にできた膵石を内視鏡的に除去します。大きな膵石は膵管鏡で直接観察しながら、電気水圧衝撃波で破砕します(EHL)。
超音波内視鏡(EUS) 内視鏡の先に超音波の端子がついています。胃や十二指腸のすぐ外側にある膵臓や胆道の超音波による観察が可能で、原因の診断や、下のような治療が可能になります。
超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA) EUSで観察しながら、胃や十二指腸から膵臓の腫瘍やリンパ節などを針で刺して細胞を採取し、病理診断を行います。
超音波内視鏡下のう胞ドレナージ(EUS-CD) EUSで観察しながら、胃や十二指腸から膵臓や胃の周囲ののう胞を針で刺し、それにそって内容物を外に出すためのチューブを留置します。
超音波内視鏡下胆道ドレナージ(EUS-BD) EUSで観察しながら、胃や十二指腸から肝内胆管や総胆管を針で刺し、それにそって胆汁を流すためのチューブを留置します。

検査説明動画

上部消化管内視鏡検査 説明動画

動画の内容

  1. 検査の目的・方法
  2. 可能性がある合併症
  3. 検査に関する注意点
  4. お薬について
  5. 食事について
  6. 検査当日の交通手段
  7. 当日の注意点

大腸内視鏡検査 説明動画

動画の内容

  1. 検査の目的・方法
  2. ポリープがみつかった場合
  3. 可能性がある合併症
  4. 検査当日の交通手段について
  5. 当日の注意点

大腸内視鏡検査 説明動画

動画の内容

  1. 検査までの食事
  2. 検査のための下剤
  3. 普段飲んでいる薬
  4. 当日について

検査会場・スタッフ紹介

場所 南棟3階
設備
  • 検査室5ブース
  • リカバリールーム(12床)
  • 待合室
  • 外来下剤内服室
  • 前処置室
  • 男女更衣室・ロッカー
  • トイレ(5箇所)
  • 洗浄室
  • 診察室