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季刊「まちだ市民病院クォータリー」

医師を支える 医師事務作業補助者



医師事務作業補助者とは?

医師の負担軽減のために創設された職種です。診断書等の文書作成補助や診療記録(カルテ)への代行入力、診療に関するデータ処理、統計・調査、臨床研修のカンファレンスの準備などの業務を行っています。市民病院には約40名の医師事務作業補助者が、病棟や外来など各部署にて勤務しています。2024年度から施行が予定されている「医師の働き方改革(労働時間の上限規制)」の推進に向けて、より一層の医師事務作業補助者への業務移管(タスクシフト)が期待されています。市民病院では、新しく医師事務作業補助者として入職した職員には、早く院内で活躍できるように研修を実施しています。

職員インタビュー

主に医事課の文書作成担当として働いている潮さん、主に病棟・外科外来で働いている杉山さんのお二人にお話を聞いてみました。

Q

町田市民病院で働くきっかけは?

潮:人の命を救う仕事をしている人の手伝いがしたいと思っていたところ、医師事務作業補助者が創設され、市民病院での募集があったため、「これだ!」と思い応募しました。
杉山:市民病院で出産し、その後も受診したことがあったので、ここで働けたらと思いました。1日6時間という勤務時間も自分に合っていました。
Q

仕事をしていて大変なこと

潮:医療業界での勤務経験がなかったため、医療用語を覚えるのが大変でした。

杉山:病棟では入院患者さまの医師回診に毎日同行し、診療内容をカルテに代行入力しています。医療用語を調べ、正しく入力することが大変です。
Q

仕事をしていて楽しいこと、よかったこと、嬉しかったこと

潮:スタッフや医師から感謝された時や、知人などから市民病院を褒められた時には、うれしく、誇りに思います。

杉山:医師・看護師をはじめ、医療に関わる様々な職種の人たちと働くことができ、医療に関する知識を増やすことができました。医師から仕事を依頼される時はやりがいを感じます。
Q

仕事をする上で大切にしていること

潮:カルテをきちんと読み取って正しい文書作成をすることはもちろん、自主自学で専門性を高めていくように心がけています。

杉山:入院・退院に必要な書類などを、早く正確に準備するよう心がけています。また、わからないことや疑問に思うことは必ず医師に確認し、自分だけで判断しないことが大切だと思っています。周りに医療に携わる専門職が多くいるので、不明なことは確認するようにしています。
Q

さいごに、患者さまにひとこと!

潮&杉山:受診してよかったと思える病院にしたいと思っています。