• HOME
  • 町田市民病院のご案内
  • 患者・ご家族の方へ
  • 診療科・部門のご案内
  • 医療関係者の方へ
  • 採用情報
  • 交通アクセス

町田市民病院のご案内

院長ごあいさつ

院長 金崎 章

 町田市は東京都多摩地域の南西部に位置した人口約43万人の丘陵都市です。この町田市で当院は唯一の公的病院であり、急性期医療を担う地域の中核病院です。東京都の「二次救急医療機関」として手術や入院を必要とする重症患者を受け入れているほか、「災害拠点病院」、「地域医療支援病院」、「地域周産期母子医療センター」などの指定を受け、地域から求められる二次医療、救急医療、周産期医療などを提供しております。

 新型コロナウイルス感染症(以下「新型コロナ」という。)の世界的な流行は3年以上にわたりましたが、5月8日には感染症法上の取扱いが5類に移行しました。5類移行に伴い、新型コロナ専用病棟はゾーニングを行った上で2病棟に分け、一般病床での受入れを開始しました。引き続き新型コロナ患者の受入れを行うとともに、一般の診療や救急医療との両立を目指し、職員一同努力してまいります。また、5月8日以降、面会制限の緩和や発熱外来の運用変更などを行いました。その一方で、5類への移行後も新型コロナの感染性や病原性が変わるわけではありません。皆様におかれましても、院内でのマスクの着用や手指消毒の実施など基本的な感染対策へのご協力を引き続きお願いいたします。

 当院では、2022年に内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチx」を導入し、2023年から前立腺がん・直腸がんに対するロボット支援手術を開始しました。ロボット支援手術は、従来の開腹手術と比べて出血量も少なく、体への負担が少ない低侵襲手術が可能です。

 さらに、2023年5月には、新たにHCU(高度治療室)を開設いたしました。既存のICU(集中治療室)との一体的な運用により、高度急性期機能のさらなる充実に努めます。

 2024年度には、医師の働き方改革が施行され、現在のような医師の長時間労働を前提とした診療体制は見直しが求められています。当院も例外ではなく、医師の負担軽減は喫緊の課題として考え、引き続き取り組んでまいります。これからも町田市民病院の基本理念である「地域から必要とされ、信頼、満足される病院」を目指して職員一同で努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年5月      
院長 金崎 章